護符っていろいろな所で売っているけど、陰陽師の護符はなぜ圧倒的に効果が高いのか。その理由について解説
それではひとつひとつ解説していきます。
護符を復刻したのが陰陽師安倍晴明
~映画でおなじみの安倍晴明が護符を復活させた~
護符とは、陰陽師などの術者が作る、願望をかなえる紙のお札または符板のことです。
護符は定められた所作にもとづき製作し、つねに持ち歩いてお祈りをすることにより願いごとを叶えてくれると信じられています。
正しく作られた護符には、鎮宅霊符神という力のある神さまの力が入っていると考えられ、たいへん効果が高いとされますので、粗末に扱ってはダメといわれています。
護符が日本で広まったのは、鎮宅霊符神という宅地相の守護神を、百済(古代の朝鮮半島)から渡来した聖明王子と琳聖太子が伝えたのがきっかけとされます。
その後映画でもしられる、陰陽師の安倍晴明が、鎮宅霊符神の神法を復興したとされ、陰陽道でさかんに護符が作られるようになりました。
護符の効果の高さから、密教や修験道にも影響を与えることとなりました。
80年代にブームとなった香港映画「霊幻道士」で、キョンシー(鬼)の動きを封じるために張るお札も、護符の一つです。
護符にはさまざまなものがあり、主に金運の護符・恋愛成就の護符など現世利益が主な目的です。
この護符というのは、マニアックにいうと、もともとは道教の技術で、それが日本に伝わり独自進化したのが、現在の護符です。
ちなみに護符・霊符・秘符護符・霊符・秘符、これらは基本的にすべて本質的に同じもので、よび方が違うだけです。
いま護符を製作しているのは、陰陽師・一部の修験道、密教、神道です。製作を依頼するのは、やはり護符の本家本元とあって、陰陽師が一般的です。
だいたい相場は1万5千円~3万円程度です。一定の効果をだすにはこれぐらいのクラスのものが必要になってきます。
陰陽師の護符・霊符が最強な理由
陰陽師の護符・霊符が最強な理由を解説します。
いま日本では、陰陽師以外に修験道・密教系・仏教系・神道系などで護符・霊符が作られています。
いろんな所で作っているから、どこが効果が高いのか?とお悩みの方も多いと思います。
そんな方に迷わずオススメできるのが、陰陽師です。
実は、修験道・密教系・神道系の護符・霊符のルーツは陰陽道にあります。
「上でも紹介したように、護符・霊符が日本で広まったのは、鎮宅霊符神という宅地相の守護神を、百済から渡来した聖明王子と琳聖太子が伝えたのがきっかけとされます。
この鎮宅霊符神は、宅地相の守護神として凶相を吉相に転じ、生命力を強化する神で、七十二種類(周易の八卦と六十四卦を足した数)の呪法をもつ霊符の神をしてあがめられています。
この鎮宅霊符神の神法を復興したのが「陰陽師の安倍晴明」で、その後陰陽師の手によって、さかんに護符・霊符が作られるようになりました。
「陰陽師の安倍晴明」が、鎮宅霊符神の神法を復興しなければ、護符・霊符が作られることはなかったかもしれません。
護符のルーツであるがゆえに、様々なニーズに対応しており、様々な手法が編み出され、ゆえに最強と言われるのです。
ちなみに家相や風水をはじめ「金運財布には金色がよい」など金運に効果があるとされる技術はほとんど陰陽師がルーツです。
陰陽師というとすこしおどろおどろしい印象を感じるひとも多いですが、日常生活に浸透しているんですね。
以上日本の護符・霊符の本家が「陰陽師の安倍晴明」で、スペシャリストが陰陽師、陰陽師の護符・霊符を最強という理由です。