護符ってお守りとは違うの？など質問に回答！

護符ってよく聞くけどいったい何なの？
お守りとどう違うの？
などいただいた質問についてひとつひとつ回答していきます。

護符と御守りは同じものですか？

もともと護符というのは、陰陽師が中国の道教の護符の手法を取り入れたのが、始まりで、その後仏教系の寺院、神社などが護符・御守りなどの販売に力をいれだします。

その後陰陽師の数が減ったので、護符・御守りといえば、神社や寺院というイメージになっています。

＞護符と御守りは同じものですか？

これは正直かなり異なるものだと考えてもらっていいかと思います。まず違いで大きいのが、その種類です。

御守りの場合、交通安全、学業、恋愛、商売繁盛、厄除け、子宝祈願、などのケースが多いですが、護符の場合その種類は200を超えます。

願いごとはよりピンポイントで、願うほうが効果が高くなりますが、より具体的な悩みに対応してくれるのが、護符なのです。

たとえば「生霊対策」の御守りなどは、神社やお寺などでは販売されていませんが、陰陽師であれば作成できます。

そのほか「復縁の護符」というものもあります。

復縁などは、寺社では御守りはもちろん、祈祷なども受付けていません。あくまで良縁祈願のみで、特定の相手の縁を結ぶという願いは受けていないのです。

ここらへんが陰陽師が天皇家・貴族たちに重用されて背景がよくわかりますね。

ピンポイントで願いごとを叶える手助けをするからこそ、人気があったのです。

もしあなたが、今なにかピンポイントの悩み「例えばイジメなど」があるのであれば、まよわず陰陽師の護符を入手される事をオススメします。

だいたい相場は1万5千円～3万円程度です。これより安いものは微妙だと思っておいてください。

印刷された御札・護符に効果はありますか？

印刷された護符に期待できるような効果はありません。

「護符・霊符の作り方・書き方」でも紹介していますが、単純に同じ形があれば良いというものでもないのです。

人によっては「類感呪術」といい、形を真似るだけでも効果はあるとおっしゃる方もいらっしゃいます。

例えば神社や寺院などでも、印刷物の御札を配布している所があります。

これには効果がないのか？というと、一定の効果があると考えられます。

それはなぜかというと、その神社や寺院がふだんから、その御札にまつわる神仏を信仰し、様々なお供えをし、日頃から神仏をもてなし、そして一定の儀式を行なったうえで、御札にご祈祷やお祓いをするからです。

いうならば、それはソフトのインストール作業です。

先に言われた「ネットで配布されている御札をプリンターで印刷」というのは、ソフトのインストールされていない、パソコンやスマホのようなものです。

護符は、材料選び⇒日取り選び⇒潔斎（酒や肉類を一定期間断つ）⇒供物を供え製作

という手順で作られます。このような正式な手順を、力のある術者がつくってこそ効果があるのです。

あと怖いのが、プリントアウトで護符を使用する行為は、供物をそなえずに神の力を奪おうとする行為と同じじゃないのかという事です。

護符はその製作過程でかならず術者に代償を求めますので、プリントアウトした護符を使用したばあい、いわば無銭飲食のようなもの。どんな災いが起きるかわかりません。

護符は数百万するものではありません。だいたい相場は1万5千円～3万円程度です。この程度で神の障りがあってもいい安い人なんてこの世にいません。

あまり自分の人生を安くみないでください。

店の中に御札が貼られていました。気味悪くてはがしましたが大丈夫でしょうか？

けっこうよくあるケースです。まだ剥がしていない方も、どうようの方法で対処してください。

御札がなにの御札かどうかわからないので、正確な判断はできません。

張る側にたった場合ケースとしては３つにわかれます。

①霊能力のあるお客さん（もしくはそちらに詳しい方）の誰かが店の事を思って張った。

②ライバルの店の関係者が嫌がらせもしくは、呪術的な意味合いで張った。

③だれかがいたずらで張った。

下の２つは店に対して、悪意を持っている人物がいるということになります。悪意をもった人物（しかも御札を貼るような人物）がいるというのは、霊的な観点で見た場合、かなりのリスクです。

つぎに①のばあい、そのお客さんが、店に御札を貼らないといけない霊的な欠陥を感じたという事になります。これもこれで危険です。（霊的防御が消えた場合どうなるか?わかりませんからね。）

この両方どちらをとっても、お店は霊的に危険な状況にあるといえます。

では剥がさなければ良かったかというと、そうではありません。

意味合いのわからない御札があるというのも気持ち悪いものですし、それが霊的にどういう作用をするか？わからない現状では剥がすのが妥当です。

ただその先です。まさかそのまま放置しておくわけにもいきません。

ではどうすれば良いかというと、魔除けの護符を購入して持っておくことです。だいたい相場は1万5千円～3万円程度です。店主であるあなたが魔除けの護符をもっていれば、災いはおきません。

霊的防御がなされますので、安心してお仕事に励むことができます。

魔除けの護符に関してはかなえやの護符に効果があるのは本当か？をご確認ください。

護符や御守りは２つ以上持たないほうが良いというのは本当か？

けっこうよく聞く話題ですね。

＞護符や御守りは２つ以上持つと、神様がケンカするから、

これは多くの神社の神主さんも言われている事ですが、御守りの神様同士がケンカするという事はないそうです。

例えば御守りを買った神社の祭神と、もうひとつの御守りの神社の祭神がカタキ同士だったとしたら、話は別かもしれませんが、そういうケースは数えるほどしかありません。

例：スサノオノミコトとオオゲツヒメ（殺した神と殺された神）

このスサノオノミコトとオオゲツヒメも、合祀といって、同じ神社に祀られているケースもあります。

実際にケンカするかどうかというのは、はかりしれないことですが、あまり気にする必要はありません。

ただ現実問題として、護符や御守りには有効期限があります。これは願いごとが叶った時、または1年間という期限です。

例えば安産祈願、合格祈願、恋愛成就などは、願いが叶った時点で、神社にお礼をいって返しに行きます。

家族や友人にもらった場合は、その本人にどこの神社で授かったものなのか、たずねて返却しにいくと、次につなげれますのでとてもいいです。

陰陽師が製作する護符なども同様で、願いが叶った時点で、陰陽師に返却します。

私たちは御守りというものを買った感覚になっていますが、実際はものを購入したのでなく、ものごとが成就するための気（エネルギー）を頂いた事なのです。

その気というのは、物事が叶った時点、または1年たった時点で枯れますから、それは気枯れになると考えるのです。

枯れたものが回りに沢山あると、風水でいう隠宅（お墓）という事になりますから、あまり好ましい事はありません。

古い御守りが災いの原因になるとは、言いませんが、ずっと心の片すみで気になっているのは、精神衛生上悪いですから、願いが叶った時点で、神社にお返しするほうがいいでしょう。

護符も同様です。

継続的に守護の必要があるもの、交通安全、魔除けなどは、1年をめどに神社や陰陽師で交換という感覚をもたれると良いと思います。

生霊対策をしたいです。護符・霊符は普通の人でも使用可能ですか？

＞よく陰陽師などで見る護符・霊符というのは普通の人でも使用できますか？

使用できます。ただ映画で見る陰陽師のように、自分で書いてというのは、オススメできません。

まず道具を集める事がたいへんですし、正式な作法などに精通していなくて、ただ似たようなものを書いたのであれば、効果はなく、逆にその護符・霊符に対応する神に無礼を働くという事になりますので、災いが生じる恐れがあります。

霊感の強い占い師さんに、生霊がついていると言われたという事ですが、霊感の強い＝祓う事もできる。という訳ではありませんので、恨まないであげてください。

相手を恨む気持ちが生霊になりますから、あなたの中から、恨んだ分だけ、魂が抜けてしまいます。

相手の為というより、あなたの為です。

護符で生霊対策となると、かなり専門性が高いので護符のオーダーできる「かなえや」ぐらいしか選択肢はありません。

注文の際に生霊対策でとお伝えされるとよいでしょう。

護符以外の選択ですと、霊能者に依頼する事になります。除霊・浄霊できる霊能者は少ないですが「除霊・浄霊　霊のおはらい方法。どうする？どこでできる？いくらかかる？」などで紹介されている霊能者さんは能力が高いそうです。

護符が届いたら、肌身はださずもって、ストーカーやクレーマー・セクハラ先輩のことは、許すことです。

肌身はださず持つことで、悪い気の流れは断ち切れます。断ち切ったら嫌なことは忘れて、許すことで、あなたの中から魂が抜けることも防げます。

あなたの運命の流れがよくなりますように、お祈りいたします。

護符・霊符で宝くじは当たるのか?

護符・霊符で宝くじは当たるのか?とよく聞かれます。実際に護符や霊符で宝くじが当たったというウワサを耳にしますから、当たるのだと思います。

やはり強烈に運気をよくしますので、投資効果は高い気がします。

護符をオーダーする際に、勝負運の向上を目的に購入して、あとは「宝くじ当る方法」などに書かれた方法を補助的にやってみると良いと思います。

ただここで一点考える必要があると思います。本当に宝くじが当たるのが良いかという事です。なにを？宝くじが当たるほうが良いのに決まっているじゃないか？

そうですよね。ただ商売をやっている人など、運しだいで給料がアップする可能性があるのであれば、金運アップの護符を購入されるほうが良いと思います。

これはなんでかというと、宝くじは日本人全員が相手、商売はその商圏の人だけが相手だからです。

1億人を相手にするのと、20人くらいを相手にするのでは、競争のレベルが違います。1億人の頂点にたつ運気と、20人の頂点にたつ運気。

運を考えれば、その20人の中でトップになればいいだけで、それ以上の努力は必要ありません。

それだけで地域一番店になれるのでしたら、そっちのほうがラクですよね。

そう考えると、商売をやっていたり、すくなからず出世して給料が増える可能性がある人であれば、難しい宝くじを狙うより、金運アップの護符を手に入れて、その商圏でＮｏ１を目指すほうが、ラクなんじゃないかと思うわけです。

護符を肌身離さず持ち歩きたいのですが、どうすればいいでしょうか？

基本的に折り曲げても大丈夫です。

おまもり大サイズという事で、パターンとしては、定期入れやカードケースなどに入れるという方法、または財布に入れるという方法がよろしいかと思います。

わざわざ新しいものを買わなくても、いまお持ちのものでよろしいかと思います。念のため護符を汚れから守るため、きれいな紙でつつんでおくといいでしょう。

ちなみに製作してもらった護符は人に見せると効果はなくなりますので、その点はご注意ください。

肌身はださずといっても、ずっと首からぶら下げるおまもり袋のように、身体に身に付ける必要もなく、手荷物として、いつも身近にある感じであれば、それで構わないでしょう。

もし身に着けたいのであれば、メモリアルペンダントという、遺骨などを入れるケース式のペンダントなどにクルクルと丸めていれるという方法があります。

購入の際はサイズが合うかどうかのチェックをかならずしておきましょう。防水性の高いものですと、お風呂に入るときも身に着けておく事ができます。

こういうタイプのを利用すると、見た目にスマートにもてると思います。

ようはつながった感のある距離にあればそれでいいです。もちろんお風呂に入っているときは、はずしていていいですし、自宅では自分の近くにありさえすればいいです。

護符と霊能力者どちらがすごいですか？

＞護符と霊能者どちらが最強か？

なかなか面白い議論ですね。真面目にお答えすると、お互いのスペックによるというのが正しいでしょう。

たとえば護符ですが、これは世の中にでて、いきなり護符なわけではありません。

まずは木として生れ、その後紙となり、縁により、陰陽師に選ばれ、時、文字、神、作法、霊力の力が加わり初めて、霊的なパワーを持ちます。

また霊能力者も、この世にでて、いきなり霊能力が全開になっているわけではなく、じょじょにとか、なにかのきっかけで霊能力を得ます。

護符は霊能力者がいなくては、成立しません。いわば護符の生みの親は霊能力者なのですが、この護符の原型たる、あの謎めいた文字はどこから来たかといえば、神から霊能者がさずかったもので、護符はすなわち神であるとも言えます。

少しややこしい話になりましたが、どちらがスゴイという話ではなく、その時々によって活用が異なり、それで良し悪しが決まるのです。

ある局面では霊能者がオススメですが、ある局面では護符のほうが良いです。

ただこれはあくまでスペックが担保されてでの話です。

世の中インチキとまではいいませんが、その程度で、霊能力といえるのか？と疑問がもたれる方もすくなくありません。

世の中には自称霊能者という人はいますが、本当に力のある人というのは、多くはありません。

本物に出会うと、なるほどのすごさに驚きます。

いちど経験すると、世の中の自称霊能者の知人とか、本当にとるに足らない小物である事がよーくわかります。

霊感・霊能力ある人の特徴と強化方法などを参考にしてください。