「宝くじを買うなら、せっかくなら縁起の良い日に買いたい」と考える人は多いでしょう。
天赦日や一粒万倍日、寅の日、巳の日などは金運や開運と結びつけて紹介されることが多く、宝くじ売り場でも吉日に購入する人が増えることがあります。
では、開運日に宝くじを買うと、本当に当選確率が上がるのでしょうか?
結論からいうと、開運日だから宝くじそのものの数学的な当選確率が上がるわけではありません。
ただし、「この日に買う」と決めることで購入の区切りを作ったり、楽しみながら縁起を担いだりする使い方はできます。
この記事では、宝くじと開運日の関係、代表的な金運吉日、それぞれの意味、購入するときの考え方まで整理して解説します。
開運日に買っても宝くじの当選確率そのものは変わらない
まず押さえておきたいのは、宝くじの当選確率は、購入した日によって変化するものではないということです。
同じ種類の宝くじを同じ枚数購入するのであれば、
天赦日に買う。
一粒万倍日に買う。
普通の日に買う。
という違いだけで、くじそのものの当選確率が変わるわけではありません。
そのため、「天赦日に買えば当たりやすくなる」「一粒万倍日なら当選率が何倍にもなる」と考えるのは適切ではありません。
それでも開運日に宝くじを買う人が多い理由
開運日は、昔から物事を始めたり、お祝い事をしたりする日として利用されてきました。
宝くじの場合も、当選確率を直接変えるものではなく、
購入する日を決めるきっかけになる。
縁起を楽しめる。
購入そのものをイベントとして楽しめる。
使う金額や購入頻度を決めやすくなる。
といった意味があります。
つまり、開運日は当選確率を変えるものというより、宝くじを楽しむためのタイミングとして利用すると分かりやすいでしょう。
宝くじ購入でよく選ばれる代表的な開運日
天赦日
天赦日(てんしゃにち)は、暦の上で非常に縁起が良い日として知られています。
「天が万物の罪を赦す日」という意味から、新しいことを始める日として紹介されることが多い吉日です。
宝くじでも、大きな夢に挑戦する区切りとして天赦日を選ぶ人がいます。
ただし、天赦日に購入したからといって、宝くじの抽選条件そのものが有利になるわけではありません。
一粒万倍日
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒の籾が万倍にも実るという意味を持つ吉日です。
小さく始めたことが大きく育つ日とされることから、貯金や仕事、商売の開始などとともに、宝くじ購入日としても人気があります。
「少額の購入から大きな結果を期待する」という宝くじのイメージとも結びつきやすい吉日です。
ただし、これも象徴的な意味であり、一粒万倍日だから当選確率が万倍になるわけではありません。
寅の日
寅の日は、金運に関係する吉日として知られています。
虎には「千里行って千里帰る」という言い伝えがあり、出ていったお金が戻ってくる日として解釈されることがあります。
そのため、財布の購入や金運に関する行動とともに、宝くじを買う日として選ぶ人もいます。
巳の日
巳の日は、財運の神として信仰される弁財天との縁が深い日として知られています。
金運・財運を願う日として、神社参拝や財布の使い始め、宝くじ購入などに利用されることがあります。
己巳の日
己巳の日(つちのとみのひ)は、巳の日の中でも特に縁起が良い日として扱われることがあります。
通常の巳の日より頻度が少ないため、金運に関する節目として意識する人もいます。
大安
大安は六曜の中でもよく知られる吉日です。
結婚式や祝い事などにも利用されるため、「難しい吉日を調べず、分かりやすい縁起の良い日に買いたい」という人には使いやすい日でしょう。
吉日が重なる日は当たりやすい?
天赦日と一粒万倍日、寅の日など、複数の吉日が同じ日に重なることがあります。
こうした日は「最強開運日」などと呼ばれることもあります。
縁起を楽しむ意味では、特別な購入日にすることはできます。
ただし、吉日が二つ重なれば当選確率が二倍になるわけではありません。
三つ重なっても、宝くじの抽選方法や当選本数そのものが変わるわけではありません。
開運日に多く買えば当たりやすくなる?
同じ宝くじであれば、購入枚数を増やせば、その分だけ当選する組み合わせを多く持つことになります。
しかし、これは開運日の効果ではなく、単純に購入枚数が増えたためです。
たとえば普段10枚買う人が、吉日だから100枚購入すれば、購入枚数に応じて当選機会は増えます。
一方で支出も10倍になります。
そのため、「今日は開運日だから予算を大幅に増やす」という買い方には注意が必要です。
開運日は「買いすぎ防止」にも使える
開運日を使うなら、むしろ購入日を限定する方法があります。
たとえば、
一粒万倍日にだけ買う。
毎月一度だけ吉日を選ぶ。
ジャンボ宝くじだけ天赦日付近に買う。
というようにルールを決めます。
そうすれば、何となく頻繁に購入するより、購入回数や予算を管理しやすくなります。
宝くじ購入に開運日を使うなら「予算を先に決める」
宝くじは、当選を保証できるものではありません。
そのため、購入する場合には、先に使う金額を決めておくことが大切です。
開運日だから追加する。
当たりそうな気がするから追加する。
前回外れたから取り返すために追加する。
といった形で予算を増やしていくと、楽しみとしての範囲を超えやすくなります。
吉日は購入タイミングを決めるために使い、購入額を増やす理由にはしないと考えると使いやすいでしょう。
財布を整えると金運が上がる?
宝くじ購入前の開運法として、「財布を整理する」「古いレシートを捨てる」といった方法が紹介されることがあります。
財布を整理することで宝くじの当選確率が上がると確認されているわけではありません。
ただし、財布の中身を整理すると、
現在持っているお金を確認できる。
不要なレシートを処分できる。
使いすぎに気づける。
など、金銭管理には役立ちます。
その意味では、宝くじを買う前の習慣として取り入れてもよいでしょう。
宝くじ専用の袋や保管場所は必要?
購入した宝くじを黄色い袋や専用ケースに入れると金運が高まる、といった方法もあります。
こうした保管方法によって当選番号が変化するわけではありません。
ただし、宝くじを紛失しないように決まった場所で保管することには実用的な意味があります。
購入したら、抽選日まで安全な場所に保管しておきましょう。
吉方位の売り場で買えば当たりやすい?
九星気学などでは、自宅から見た吉方位へ出かけて宝くじを購入する方法が紹介されることがあります。
方位を楽しみの一つとして取り入れることはできます。
ただし、吉方位の売り場だから宝くじそのものの当選確率が上がるわけではありません。
売り場を選ぶ場合には、方位だけでなく、行きやすさや営業時間なども考えて選びましょう。
「高額当選が出た売り場」なら当たりやすい?
「この売り場から高額当選が出ました」という表示を見ると、その売り場なら自分も当たりやすいように感じることがあります。
しかし、高額当選者が出ていることだけでは、その売り場で購入した一枚あたりの当選確率が高いとは限りません。
販売枚数が多い売り場ほど、結果として当選者数も多くなる可能性があります。
そのため、過去の当選実績は楽しみとして参考にしつつ、確率とは分けて考える必要があります。
感謝すると当選しやすくなる?
開運法では、「感謝して買う」「当たったつもりで喜ぶ」といった方法が紹介されることがあります。
前向きな気分で宝くじを楽しむことはできます。
ただし、感謝したかどうかによって抽選結果が変わることが確認されているわけではありません。
心理的な楽しみ方と、数学的な当選確率は分けて考えましょう。
開運日と宝くじを組み合わせるならこんな使い方
開運日を宝くじ購入に取り入れるなら、次のような使い方が分かりやすいでしょう。
購入日を吉日の中から選ぶ。
購入予算を先に決める。
購入した宝くじをなくさない場所へ保管する。
抽選日を確認しておく。
外れても追いかけて購入額を増やさない。
このように、吉日を「購入を楽しむためのルール」として利用できます。
結局、宝くじ購入に一番いい開運日は?
縁起という観点では、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日・己巳の日・大安などが候補になります。
ただし、「この日が最も当たりやすい」という開運日はありません。
金運を意識したいなら寅の日や巳の日。
大きな節目として買いたいなら天赦日。
少額購入の象徴として楽しみたいなら一粒万倍日。
分かりやすい縁起を重視するなら大安。
というように、自分が納得できる日を選べばよいでしょう。
まとめ:開運日は当選確率を上げる日ではなく、宝くじを楽しむタイミング
開運日に宝くじを購入しても、宝くじそのものの数学的な当選確率が上がるわけではありません。
天赦日。
一粒万倍日。
寅の日。
巳の日・己巳の日。
大安。
こうした日は、昔から縁起の良い日や金運に関連する日として利用されてきました。
そのため、宝くじを楽しむための購入日に選ぶことはできます。
大切なのは、
「吉日を選ぶ → 予算を決めて購入する → 結果を楽しむ」
という範囲で利用することです。
「今日は開運日だから当たりやすい」と購入額を大きく増やすのではなく、開運日を宝くじを楽しむための一つのイベントとして活用するとよいでしょう。

