お金を貯めるのに、ケチケチしているとお金が逃げますか?

お金を貯めるのに、ケチケチしているとお金が逃げますか?

金運について質問です。お金を貯めたいとおもっているのですが、お金は天下の回りモノだから、ケチケチしてると、回ってこなくなると聞きます。

実際のところ、どうなのでしょうか?

こんにちわ。

お金を貯めるのに、ケチケチするのは、必要な所ですが、使うところでは、使わないと回ってこなくなります。

しかしどこが必要なところなのかが悩みどころですね。

まず昔から必要なところかどうかを見きわめる方法として「生き金、死に金」という言葉が使われます。

もじどおり、生き金は生きた金。死に金は死んだ金です。

船場の商人の間では、昔から死に金を使わず、生き金を使えば、商売は上手くいくと言われていました。

倹約家は、死に金は使いませんが、生き金は使います。ケチは生き金も死に金も使いません。

倹約家は社会的に成功しますが、ケチはどこかでお金を失います。

だので、ケチではなく、倹約家でいることが大切です。

では具体的に、生き金・死に金はどうちがうのでしょうか?

生き金は、使用するものには使う。あとは守るためなら使う。必要な経験のためなら使う。というのが原則

死に金は、使用にも、守るためにも、必要な経験にも、当てはまらないものとなってきます。

  • 使うものならお金を使う。
  • 名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う。
  • 必要な経験ならお金を使う。

ここを意識すると、割合にカンタンに判断できるようになります。

次に生き金はどういうのか?死に金とはどういうのか、事例で考えていきましょう。

タクシー

外出中雨が突然ふってきた。自宅まで2km、近くにコンビニなどはなく、雨宿りする所もない。

そして明日は大事な予定がある。体調も悪い。近くをタクシーが走っている。この場合タクシーを使うのは、生き金か死に金か?

答えは生き金です。

「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

体調が悪く、明日は大事な予定がある。もしココで風邪をひくと、取り返しのつかない事になるかもしれない。

かたやタクシーで2kmですと、だいたい700円くらいです。

700円で取り返しのつかない事にしていいのか?という事です。

 

トイレの水を小の時は流さない、大の時だけ流す。

トイレの水を流しすぎると、水道代が高くなる。

もうひとつ、昔は汲み取りだったので、大の時だけ流すのでも、十分なんじゃないか?

という考え方です。一方トイレは清潔にしておかないと、金運が下がるといわれています。

たとえば、こういう事はクセになりますから、外出先でトイレの水を流し忘れて、ひんしゅくをかったりする恐れもありますので、一概には言えないと思いますが、基本的にはあまりよくはないと思います。

これも「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

トイレの水は流すのが生き金といえると思います。

 

近くにあまり興味のない有名人が講演に来る。講演会の費用は2000円 娯楽として考えるべきか?

もし講演会で聞いた事が、人生の大きな指針になるのでしたら、生き金です。

そうでないのなら、死に金です。ただこれは事前に予測はつきません。

ですから、例えば、その有名人についてネットで調べてみる。どんな考え方の持ち主か?どんな実績があるのか?

そういう事を調べてみます。そうするとどんな人かわかります。その上で判断すると良いと思います。

興味がひかれたのであれば「必要な経験ならお金を使う」に当てはまります。

 

冠婚葬祭やお祝い事での出費

基本的に生き金です。それがもし有効に使われないと思ったとしても、ここでお金を使わないと、ケチなひとだとひんしゅくを買います。

これも「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

相場どおりのお金をつかい、普通にふるまう。それが生き金です。

 

飲み会

一度は付き合いで行くのは、生き金です。

あとはストレスの解消になる、自分の人生に影響のある人がいる場合(そしてその人が来ることを望んでいる場合)も生き金です。

「必要な経験ならお金を使う」もしくは「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

ぎゃくにそういう事もない、ただストレスになるだけであれば、死に金です。

 

食事

普段から身分不相応なものを食べるのは、死に金です。

ただ経験を買うという考え方だと生き金になります。

自炊ができるのに、外食続きというのも死に金です。ただ外食でも、それで体調管理ができていれば、生き金といえるでしょう。

ポイントは、コスト的な面と体調的な面がOKなのか?というところです。

「必要な経験ならお金を使う」もしくは「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

 

服や道具

着ないモノを買うのが、死に金。長く着るモノを買うのが生き金です。

どうように使わないモノを買うのが死に金。使うものを買うのが生き金です。

「使うものならお金を使う」に当てはまります。

 

光熱費

光熱費をがまんして体調が不良になる。またはやるべき事ができなくなるのであれば、死に金です。

体調が不良になるかどうか?が生き金か死に金かのわかれみち。

「名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う」にあてはまります。

べつに必要ないのに、使用しているのは、死に金です。

 

趣味への投資

生活を大きく圧迫するのなら、死に金になります。生活をあまり圧迫せず、豊かに潤いのあるものにするのなら、生き金となります。

「必要な経験ならお金を使う」にあてはまります。

 

大人になってからの勉強

仕事に関連のある勉強は生き金です。

とくに必要のない勉強であれば、死に金になる可能性もあります。ただその勉強を通じて、人間的に成長するのであれば、生き金です。

「必要な経験ならお金を使う」にあてはまります。

 

まとめ

いかがでしたか?

冒頭でも述べたように

  • 使うものならお金を使う。
  • 名誉や体調、家族などを守るためならお金を使う。
  • 必要な経験ならお金を使う。

ここを意識すると、あるていどカンタンに、生き金か死に金かを判断できるようになります。

あとは、死に金を止め、生き金だけを使うという風に徹底すると、ケチではなく、倹約家になれます。