十五夜、十三夜、十日夜にやっておきたい開運アクション 2023年はいつ?意味は?

s_a1750_000034

十五夜(じゅうごや)、十三夜(じゅうさんや)、十日夜(とおかや、とおかんや)はお月見をする日として知られていますが、意外なことにこれらの日は毎年一定の日ではなく、必ずしも満月の日とは限りません。

十五夜は里芋などのイモを供えることから「芋名月」と呼ばれます。十三夜は栗や豆を供えることから「栗名月」「豆名月」と呼ばれます。十日夜は田んぼの神様が山に帰る日とされています。

十五夜にお月見をする場合、十三夜も一緒にお月見をする方が良いとされています。どちらか一方だけでは「片月見」として縁起が悪いとされ、月見は合計3回行うとさらに良いとされます。また、十日夜も行うとさらに吉とされています。

十五夜、十三夜、十日夜の意味から読み解く開運方法

十五夜と十三夜は収穫祭であり、十日夜は神様をお見送りするお別れの儀式と考えられます。このため、これらの日は「お願い事をする」という日ではなく、1年間の感謝を捧げる日として活用しましょう。

農家であるかどうかやサラリーマンであるかどうかに関係なく、収入や食事に恵まれることに感謝するのです。それは土地の恵みや天からの恵みとして捉えることができます。

しかし、なぜお願い事ではなく感謝を捧げるのでしょうか?

それは、願い事ばかりして感謝しない人には開運効果が訪れないからです。例えば、友人からお願い事をされたとします。あなたはその友人の願い事を聞いてあげました。しかし、友人はあなたに感謝の気持ちを示しませんでした。そしてまた同じ友人からお願い事をされる場面が訪れたとします。

その時、普通ならどのように思いますか?前回の感謝がないまま、またお願い事を求められるのですよね。不思議な感じがするでしょう。

願い事と感謝は密接に結びついているのです。願い事ばかりしている人は、多くの場合不運な状況に見舞われます。他人や運命から見放されてしまうこともあります。

これをビジネスの観点で考えると、接待に似ています。接待は必ずしも必要ではありませんが、自分にとって有利な展開を促すためには接待が重要です。

あなたの友人が2人いるとします。もしも事故などでどちらか1人しか助けることができない極限の状況に直面した場合、いつも笑顔で気配りをし、差し入れを持ってくる友人と、いつも不満そうで感謝の気持ちも示さずに都合ばかりを求める友人と、どちらを助けるかと問われたら、多くの人はどう答えるか考えてみてください。

今年の十五夜、十三夜、十日夜はいつ?

十五夜とは、旧暦8月15日
十三夜とは、旧暦9月13日
十日夜とは、旧暦10月10日
のことです。
2023年 十五夜は9月29日 十三夜は10月27日 十日夜は11月22日

過去のデータはこちらをクリック
2022年 十五夜は9月10日 十三夜は10月8日 十日夜は11月10日
2021年 十五夜は9月21日 十三夜は10月18日 十日夜は11月14日
2020年 十五夜は10月1日 十三夜は10月29日 十日夜は11月24日
2019年 十五夜は9月13日 十三夜は10月11日 十日夜は11月6日
2018年 十五夜は9月24日 十三夜は10月21日 十日夜は11月17日
2017年 十五夜は10月4日 十三夜は11月1日 十日夜は11月27日
2016年 十五夜は9月15日 十三夜は10月13日 十日夜は11月9日
2015年 十五夜は9月27日 十三夜は10月25日 十日夜は11月21日 
2014年 十五夜は9月8日 十三夜は10月6日 十日夜は12月1日 

十五夜、十三夜、十日夜のお供え物

お供え物ですが、
十五夜 ススキ(5本か15本)里芋、さつまいもなどイモを供えます。団子は15個
十三夜 ススキ(3本)栗、豆などを供えます。 団子は13個
十日夜 稲穂やお米、モチ、ぼた餅などを供えます。

お供え物は適度な量で充分です。地方によって果物やごはん、日本酒を供える習慣もあります。団子とイモ(栗、豆)の両方が良いですが、片方だけでも問題ありません。

供える場所は満月の見える窓辺や縁側にお膳を出せば良いですが、お盆でも構いません。

食べ物の残りは次の日の食事で利用してください。即座に調理しなくても問題ありません。

お団子やお酒を供えた場合は、30分ほど供えた後に月を見ながら飲んだり食べたりします。

これは直会(なおらい)と呼ばれ、神と人間が一緒に食事をすることで神様のパワーを受ける意味があります。30分後に食べるのは先に神様が召し上がるためで、開運効果があります。

十五夜の月の光を受けたススキは魔よけになると信じられています。使い終わったススキはいくつかの方法で処理できます。一軒家の場合は家の間口や軒先に挿しておくことが多いですが、庭にススキが生える可能性もありますので注意が必要です。

また、ススキは花粉症のアレルギーを引き起こすことがあるため、イネ科植物にアレルギーを持つ人は避けた方が良いでしょう。

ススキの葉は鋭利ですので、取り扱う際は軍手を使用してください。

使い終わったススキは花粉や種を取り除き、輪状にして玄関や軒先に飾り、次の年の十五夜や十三夜に川や海に流したり、燃やして埋めたりするのが現代のベストな方法と言えます。

満月のパワーで金運アップ

最近は金運を上げるために満月のパワーを活用する方法が注目されています。

その方法は、財布や通帳を空にして満月の光に当てることです。細かい部分にも光が当たるように、フリフリすると良いそうです。

臨時収入の話も聞かれるので、興味のある方は試してみてください。

個人的には、収穫祭での植物の神前へのささげ方のように、通帳を神様へのささげ物として供えることが自然だと思います。

このフリフリは十五夜や十三夜、十日夜でなくても問題ありません。満月の時とその前後2日の計3日行うと良いそうです。雨の日でも有効です。

月見のときの注意点は?

室内が明るいより暗いほうが効果大、部屋のあかりはできるだけ消して月見をしましょう。月夜の晩に明るい場所ほど風情のないものはありません。

十五夜、十三夜、十日夜は曇り、雨ならどうするか?

せっかくの十五夜、十三夜、十日夜に曇りや雨ではさびしいですね。風情は少しありませんが、雨でもぬれないところで行なうと良いでしょう。雲に隠れているだけで月の明かりは少しは届きます。開運効果もなくなるわけではありません。

美容にも効果

世界3第美女の一人クレオパトラは美容の維持のために月光欲を行なっていたそうです。
部屋の電気を消して月の光を全身にあびてリラックスしましょう。

まとめ

古くから月と農業は密接な関係があります。月見の風習は月に感謝をささげるものです。開運のスタートは感謝から始まります。不平不満を持たずに感謝することは大切です。

政治や家族など、どんな状況でも自然と感謝できるようになりましょう。

ススキは魔よけになると言われています。開運と魔よけは密接な関係があります。開運だけではなく魔よけもしなければ、開運のパワーは逃げてしまいます。

開運は剣、魔よけは盾のような存在です。幸運には必ず不運もついてきますので、その不運を避けるためには盾が必要です。

月のパワーを持つススキを使って、開運のパワーを効果的に活用しましょう。