護符・霊符の作り方・書き方

護符ってどうやって作るの?書き方は?自分で作って大丈夫?を解説

こちらでは護符の作り方と、その注意点を解説していきます。

護符の作り方の流れ

まず注意すべき点は、単純に書き写せば良い・コピーすれば良いというものではないこと。

護符の効果を高めるには、いがいと多くの手間がかかります。

まず材料選び⇒日取り選び⇒潔斎(酒や肉類を一定期間断つ)⇒製作

という手順になります。

準備するもの

○筆:細字用の毛筆をつかう。※1

○紙または符板:生漉きの和紙が良いとされるが、通常の半紙でも良い、白紙のほか、赤・黄・青・黒の紙を用いる事もある。符板は、白ヤナギ、もくれん、桃木、梅木、ねむのき、ヌルデ、香木、ヒノキ、杉、楠など、一般的には桃木、梅木で代用すればまちがいない。※1

○墨または朱砂:濃墨(古墨)を最上とする。朱砂は水銀などの毒性があるため、取り扱いに注意、朱砂の入手が困難な場合には、画材用の朱色で代用する。飲んでしようする符は、朱砂ではなく、紅花から取った紅を用いる。※1

○水:井戸水、天水(あまみず)、神水(神前に捧げた水・神社から湧き出た水)元水(ヘチマの茎からでる水)露水(日の出前の草木についている露を集めた水)別水(川が二股にわかれたところの水)など、他にも様々あるが、通常は日の出前に汲んだ水(水道水)でも良いとされる。また清明水※2を使う場合が多い。

○鎮宅霊府神の画像:清浄な部屋の南側にかけておく。

○香:白檀、沈香、安息香

○8種の供物:すもも、栗、梅、アンズ、桃、なつめ、梨、柿(代替も可)
しゃくまたは扇子

※1筆・紙・墨はいずれも市販の新品を使う。再利用する際は、護符作成専用のものとすることが大切。保管の際は、かならず清浄な場所に保管すること。

※2清明水:清水3升に日本酒5合を加え、そこに粗塩一摘加えて謹製する。そのさい「トホカミエミタメ、祓い給え、清め給え」と八回となえる。清明水はその日限り有効で、余分になったものは神社の境内か、榊の根元に捨てる。

日にちと時間選び

日にちと時間選びには吉日は以下のようにします。

  • 大吉日が、辛寅、壬子、壬寅、癸酉、癸卯、
  • 吉日が丙牛、丙辰、丁酉、戊子、戊辰、戊申、戊牛
  • 時間は午前二時から午前三時半が最高

※護符を書く日の前から願いに応じて、充分に潔斎を行なうこと

  • 大願:21日前もしくは7日前
  • それいがい:3日前もしくは1日前

から、酒・肉。刺激物を絶ち精進料理を食べる。

また房事。葬儀場や喪中の人と接する、生理中の女性も避けなければならないとされる。

手順

潔斎期間が明けて

  1. 早朝に水を浴びる。
  2. 鎮宅霊府神の画像の前で、二度拝して再拝文を二度唱える。
  3. 焼香をし、両手を胸にあて、立ちながら勧請文を3度となえる
  4. 鎮宅霊府神に8種の供物を捧げ、普印で加持し、祭文を一度唱える。
  5. さらに神酒加持を八葉印で行い、祭文をを3度唱える。
  6. 拍手を二度打ち、祭文をよみ歯を八回カチカチと鳴らす。
  7. 祭文を120回唱え、しゃくまたは扇子を持ち、祭文を3度唱える。
  8. 瞑目し、霊符に力が加わるイメージ(具体的なイメージは割愛します)をし一気に、息を止めて、ありったけの気を込めて一気に書き上げます。
  9. 書きあがった護符は、壇上におき、祭文を8回心の中で唱え入魂します。

護符の作りで注意すること

上で説明した方法は、ある一派の製法であり、流派によって製法は異なってきます。大体の全体像をご理解いただくために、紹介させていただきました。

作成にさいしてまずたいへんなのが、材料・道具を揃えることです。とくに鎮宅霊府神の画像といっても。しかるべき加持祈祷を行なったものでないといけないので、まずこれを揃えるのが困難です。

作成できる護符の種類・効果については「護符の種類・効果について」をご確認ください。

また復縁に関しては護符に頼む前に、霊能者の霊視鑑定で、相手がどう考えているのかを見てもらってから対応するほうが、ピンポイントで効果がだせるので、叶いやすいケースが多いようです。「復縁占い当たるサイトまとめ」で当る先生を探してみるといいでしょう。

また印の訓練・祭文などは、ある程度は文献であるのですが、肝心の部分は秘密の文言になっており陰陽師の口伝でしか伝わっていないとされます。

技術を取得するには、しかるべき陰陽師に弟子入りして、行なうほかなく、取得までには何年もかかります。

それほどコストがかかるのに、陰陽師にオーダーしてもだいたい相場は1万5千円~3万円程度、100枚程度必要でも300万しないくらいなので買ったほうがリーズナブルです。

またこの下で説明しますが、自分で作って障りがあった方がけっこう多いので、はっきり言って、多少なりとも護符についてしっている人は自分でつくろうなんて事をかんがえません。

製作するのならプロになってからにしましょう。

自分で護符を書いたら動悸が止まらない

自分で護符を書いたら、身体の調子が悪くない動悸が止まらなくなりました。
冷や汗がでて、手足が冷たくなり、死ぬんじゃないかという不安に襲われています。

どうしたらよいですか?

魔除けの護符を書いてから動悸が止まらなくなりました。

書いてから部屋の片隅に張っただけで、止まりません。

霊感が強く、潔斎・修行不足の方が護符を書くとよくなるパターンです。

霊感が強いというのは、あなたも自覚のあることだと思います。

霊感が強い方が、下手に手を出すと危険なことはあなたも知っていると思います。

あまり危険な真似をなさらないでください。

さて護符の中でも魔除けの護符というのは、かなり作用の強いものです。

護符というのは神の力を護符に封じ込めて、力を得るというものですから、神を祭り供物を捧げてから、正式な潔斎の後に製作しなければなりません。

神は祟ります。そして今回魔除けという事ですから、周りにいた魔も刺激したことになります。

つまり現在、神、魔この両方に攻撃を受けている事になります。その結果と踏まえればよろしいかと思います。

とりあえず動悸をとめる
まず体内に入った邪気を吐き出すために、「ふー」と10秒ぐらいかけて息を吐き出します。これを気分が良くなるまで続けます。

次に「天突」というツボを押します。下の動画を見てください。

あとはしばらく時間(30分~3時間程度)を置いておけば、収まります。非常に苦しいですが、死ぬことはありませんので、安心してください。

もしそれ以上続くようなら救急車を呼べばいいでしょう。

問題は霊的な部分の対処方法です。

まず「儀式のやり直し」をし「おわび」次に「霊的結界を張る」という手順をとります。

①発作がおさまったら、すぐに魔除けの護符を陰陽師に依頼します。だいたい相場は1万5千円~3万円程度です。

護符は京都桃源院かなえやで作成すると間違いないです。

ネットで注文できますので、その際は魔除けの護符を注文し、なぜ魔除けの護符が必要になったかなどの状況をコメント欄に書いておきましょう。

そうすると状況にあったお札を製作してもらえます。コピーしたものや、質の悪いものを手に入れると、ますますやっかいな事になりかねませんので、ご注意ください。

これで間違ったのでやり直しますよ。という宣言をした事になります。そうすると神もあるていど納得されますし、魔も不用意に手を出すことができません。

②あなたが作ったお札を紙袋か封筒に入れ、塩を入れます。これは翌日か近いうちに近くの神社の古いお札納め所にもっていきます。

参拝の際は、1000円ほど賽銭(さいせん)をいれ

「このたびおろかにも潔斎(けっさい)をせずに護符を作ってしまいました。もうしわけございません。ゆるしてください。おねがいいたします」とお願いします。

これでその神社の神様が話をつけてくださるので、一応は大丈夫です。

③護符が届いたら、それで一安心です。

今回は神も魔も敵にしてしまいましたから、このような状況が発生しました。

おそらくあなたは、人より霊的感受性が強く、霊症を受けやすい体質であると思われます。

霊的感受性が強い人は「霊能者本物に出会うには?」の憑依と霊障 霊に取り憑かれた時の根本的解決法などに目を通されておくと、万が一の時に安心です。

護符を製作するのは、命に関わることですから、しかるべき師について修行なさってから行なってください。次はヤバイかもしれません。

部屋を浄化する護符を書きたいのですが、わからないことがあります。

部屋を浄化する護符を書きたいのですが、わからないことがあります。

護符に書く内容などはわかったのですが、神前とかかれてありまして、神前とは神棚のことでしょうか?

上の「護符の作り方」に詳しくありますが、半分あっていて、半分間違っています。

護符・霊符というのは、鎮宅霊府神という護符・霊符の神様の力を込めるものです。
ですから鎮宅霊府神の前で書くという事になります。この神様は特殊な神様ですから、一般的な神棚には祀られていません。

護符というのは、形が同じであれば、それが同じ機能を持つというものではありません。

「仏作って魂いれず」という言葉があります。

これは仏像と彫っても、開眼供養という儀式を行なわないと、それは効果のでないただの像だという意味です。

護符というのは、この開眼供養として行なう儀式(鎮宅霊符神への捧げ物・祝詞など)と一定の作法があって始めて機能します。

ただ護符の形をまねただけでは、いけないのです。ようはコレはブランドものの、コピー商品と同じです。

ブランド物のコピー商品を作ったりすると、商標法違反になるでしょ。

これは人間の世界のルールですが、神様も自分の力を呼び出す御札というコマンドが、コピー的に気安く、作られ、そして粗末に捨て去られる所をみて、いい気がするでしょうか?

正式な手続きをふまず、護符を製作する行為は神を詐欺にかけようとする行為ととらえられてもしかたありません。

作った本人も霊的に障害を受けることでしょう。

はっきり申し上げて、護符を自作するような事をネットで推奨していたり、画像を貼り付けていたりすることだけでも、神への冒涜であり、それは祟りを誘発するものです。

以前にそのようなサイトを運営してかなり悲惨な最期を向かえたという方がおられたそうです。

上に「自分で護符を書いたら動悸が止まらない」という質問に回答しましたが、これもまさに同じような冒涜をしたことでの災いでした。

だいたい相場は1万5千円~3万円程度で手に入ります。

このような事にみなさまもならないよう、本気の方だけちゃんとした修行をして、そうでないかたは専門のかたにお願いされるように気をつけてください。

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